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2004年3月 CO- ヨーローッパを巡る(オーストリア編)

 
5日目 オーストリア到着
ウィーンへ移動後、この日のホテルを取っていなかったので、バス終着地点から、適当に何件かのペンションに電話をかけて予約。たまたま予約したペンションは、ラッキーな事に24時間開いている中央郵便局の近くでした。明日は、土曜日、しかも明日の夜にはパリへ移動するので、いったい、この荷物はどうなるのだろう・・・と思いながらの移動でしたが、神は見捨ててはいませんでした!あぁぁヨカッタァ!発送後、夜のウィーンの街を散策。冷たい雨が降っていただけど、それはそれで、雰囲気があってなかなか素敵な街です。ウィーンは、たった1泊の滞在なので、慌ててオーストリア料理を食べに行き、ちょっとだけ観光気分・・・。

6日目 オーストリア - フランス
ウィーンでは、5:30に起床。外に出ると、雪が思いっきり降っていました。寒い。寒すぎる。蚤の市に行ったものの、寒すぎる・・・。こんな寒い日に限って、沢山持ってきたホッカイロを使い忘れているのは、どういうことだろう・・・。でも、雪降る中、カワイイ、ティーセットやミシン、Tinなど、普段とは違ったものを見つける事が出来て、寒さを克服した達成感がありました。
午後は、特に予定もなかったので、Hundertwasserの博物館などを見に行くことに。Hundertwasserは、本などで見ていて、一度みたい!と思っていたので、かなりテンションがあがります。前にウィーン出身の友人にHundertwasserの建物を一度見たいんだよね・・・といった所、あんなに無駄なものはナイ!と酷評だったので、どんなものか・・・と違う意味でも、かなり楽しみでした。(と言っても、大抵のオーストリアの方にとっては、誇るべき建築家だと思うのですが)
さてさて、実際に行ってみると、ウィーンの綺麗な町並みに突然不思議な建物が現れて、確かに、オーストリアの美しい町並みを愛する方には、どうよあれ?ってな部分もあるのかも知れないな・・・と思いましたが、私には、面白いと感じられました。波打った床や壁面の装飾は、確かに無駄の塊でした。でも、無駄の塊。よい響きです(笑)かたまれば立派になります。本当に立派でした。あ、本当にこれは褒め言葉なのです。ちなみに、ウィーンの友人は、無駄嫌いなので、”無駄”と言うことについていつも議論になります。私は、無駄なことには2通りあって、すばらしい無駄と本当に無駄な事との2種類があり、すばらしい無駄をどれだけ出来るか、見つけれるかが人生だ!と思っているので、いつも熱いバトルとなります。また、Hundrtwasserの感想などメールして、熱いバトルを繰り広げることになりそうです。それはそれで、ちょっと楽しみかも・・・(笑)
さて、今日の夜は、パリへ移動ですが、フライトは最終便なので、思いっきり、ウィーンを堪能しました。美術館やら、ベートーベン像やら、もう、思い残す事はないくらい、ヘトヘトになるまで、ウィーンを観察してまわりました。久しぶりの観光スポット巡りに、旅気分が高まった1日。旅気分が今日は、全開です。
フランスへつづく
Hundertwasse : http://www.kunsthauswien.com/