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スタッドボタンあれこれ

メルマガをご購読のみなさんは、アレ?と思われたかもしれません。そう。私は、今週イギリスへ行くはずでしたが、火山噴火の影響で、日本に、西荻の事務所のパソコン前にいます。(しょぼん) でも、延期なだけですので、着々と準備は進んでいます。
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さて、そんなわけで、ぽっかり予定があいてしまいまして、久しぶりに、メンズアイテムをアップしようと思い、カフスの用意をしていましたら、大切に温存していたスタッドボタンも、見つけました。
スタッドボタンと言うと、白蝶貝やオニキスなどのフォーマルな場面での使用を想像しますが、実際には、シャツと襟を繋ぎとめるシンプルなものや、ジュエリータイプのものなど、いろいろと素敵なものがあります。
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これらのスタッドボタンは、以前イギリスで、コレクターさんから譲り受けたのですが、これこそまさに『創造』が楽しいアイテムではないかと思います。日常のファッションに取り入れたり、スタッドボタンならではの構造をいかして、ハンドメイドの材料にしたりもできそうです。見えない部分にも貝が使われていて、かなり素敵です。
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大変古いもので、セットでそろっているものが、ほとんどないのですが、みなさんの創造力をフル回転して見て下さい。何か面白いこと、思いつきましたか?スタッドボタンは、他にも在庫がありますので、ご興味のある方は、お気軽に、メールにてお問い合わせください。3個セットでそろっているものは、9種類のみあります。ご希望の方には、メールで画像をお送りします。
では、今回アップしようと思っているヴィンテージカフスの準備に戻ります。
*スタッドボタンも、近いうちにアップしたいと思っていますが、アップは、もう少し先になるかもしれません。宜しくお願いします。

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ルーシーリーのボタン

桜の花が満開の週末、生活と芸術-アーツ&クラフツ展@東京都美術館 と、U-Tsu-Wa @21_21 DESIGN SIGHTへ行ってきました。
東京都美術館は、上野公園の中にあるので、綺麗な桜も堪能できました。19世紀後期イギリスのデザイン運動『アーツ&クラフツ』は、産業革命以降、工業化が進み大量生産で粗悪な製品が作られて行く事に懸念した、ウイリアムモリスがおこした運動で、それによって、質の高い職人技を凝らしたものなどが作られるようになりました。
展示物はいわゆる生活雑貨から家具などが中心で、とても見応えがありました。ヴィクトリアンの素晴らしい手仕事は、やはり、感動せずにはいられません。もちろん、19世紀後期は、ボタンも良いものが作られているんですよ。エナメルボタン、銀製のボタン、カットスチールなど、美しくて質の高いものは、この時代のものばかりです。
 
 
残念ながら、こちらの開催は4月5日までですが、CO-をご覧の皆さんの中で、ファンが多いルーシーリーのボタンは、六本木ミッドタウンの21_21で、5月10日まで、見る事ができます!!
 
 
 
 
 
 
 
陶芸作家ルーシーリーとジェニファーリー木の作家エルンストガンペールの3人展U-Tsu-Waでは、生前のルーシーリーの作陶シーンやインタビューも見る事が出来ます。ルーシーリーの器が、水に浮かぶかのように展示されていて、その光景はなんとも美しく素晴らしいです。ただ、作品が近くで見れないので、細部を見れないのは少々残念でした。

しかし!!!しかしです。ボタンは、かなりの量を、近くで見る事が出来ます。数百個は展示されているのではないでしょうか?ルーシーリーならではの 釉薬の色など、その美しさを堪能できます。
いつもルーシーリーをご紹介する時、CO-のサイトでは、Biminiボタンに所属しており、後に女流陶芸家として、有名になったルーシーリーなどと、ついBiminiボタンを中心で、ご紹介してしまいますが、今日は、ルーシーリーについて書きたいと思います。
ルーシー リーは、1902年にウィーンで生まれました。ウィーン工業美術学校で陶芸を学びその後、工房を構えますが、1938年にイギリスへ移住します。イギリスでは、すぐに才能を認められず、生活は苦しかったようですが、ロンドンで作陶活動を続けていました。戦争が始まると、もともと友人であったBimini社のフリッツランペルの元で、ガラスボタンの制作を開始し、これをきっかけに、自分で陶器のボタンも作るようになりました。当時は、ルーシーリーの器よりもボタンの方が人気が高かったようで、ボタン制作の為にアシスタントを雇うまでになったそうです。ボタンは、主に、デザイナーからの注文で作っていたそうですが、当時、陶器のボタンが、陶器の器を制作するよりも、お金になったなんて、少し驚きます。割れ物の代表のような陶器やガラス。そういうイメージを超えて、そんなボタンを使いたいと思ったデザイナーがいたのですねぇ。素敵です。 
ルーシーの器には、熱狂的なファンがいたものの、広く知られるようになったのは、1960年代後半の事でした。という事は、60代半ばだったと言う事になります。1990年に脳梗塞で倒れ1995年に亡くなりますが、晩年まで作陶活動を続けていました。お亡くなりになった後、ボタンの多くは、ファッションデザイナーの三宅一生さんが譲り受けていらっしゃるそうです・・・。
ルーシーリーが参加していたBiminiボタンや、BiminiタイプのHandmadeのガラスボタンは、CO-SHOPページで販売しています。
こちら で、 商品をご覧頂けます。
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イギリスに行ってきました

イギリスに買い付けに行ってきました。大きな規模のアンティークフェアから小さな公民館で開かれるアンティークフェア・のみの市・ディーラーさんのオウチ と、イギリス中部から南部にかけてを飛び回ってきました。神戸のdecoupageさんも一緒の買い付けだったので、更にテンションがあがって、良いものを沢山 見つける事が出来たと思います!!
可愛いナンバープレートは、久しぶりにお会いしたボタンディーラーさんのオウチのプレートです。イギリスは、同じ家が立ち並んでいる分、ナンバーやドアには、各家庭の個性を感じます。トリのナンバープレートが目印のこのオウチに相応しく、庭には、トリの エサ台がいくつか置いてあり、コトリのさえずりにとても心が和みました。
今回の買付けのキーワードですが、そのまんまですが、『イギリス』です。
私の中でイギリスらしいボタンとは、美しいヴィクトリア時代(19世紀)のアンティークボタン・40-50年代ハンドメイドのガラスボタン・ベイクライトや ARTIDなどの個性的なプラスティックボタンです。そして、かなり質の高い、満足の行く買い付けが出来たと思います。UPを楽しみにしていてくださいね。
そして、ボタン以外にも、コンディションがよくデザインのよいバッグを沢山見つけました。見つけた瞬間に思わずドキドキしてしまい、そのドキドキが 今でも続いているようなバッグ達です。また、ブローチなどのアクセサリーも見つけてきました。ブローチは一番古いもので1850年代頃のもの!!ヴォルカ ナイト製の素敵なブローチです。
さて、今回、イギリス南部の町『ブライトン』へ、はじめて行ってきました。ロンドンから電車で1時間ちょっとのところにある海辺のリゾート地です。噂には 聞いていたけど、本当にリゾート!イギリスに、こんなところあったんだ!と少しびっくりしました。アンティークセンターや小さなアンティークフェアに行っ た後、留学中の従姉妹とビーチでホリデー気分を満喫。この日は、真夏のような暑さだったのに加えて日曜日だったので、ビーチは人でいっぱいでした。
海辺の町らしく白い建物も多いので、さらに輝いて見えました。ま、まぶしい!!前日に行ったイギリス中部の町は濃いレンガの町並みで、しっとりとした雰囲気だったので(小雨も降っていたし)、『ホントに同じ国?』と目を擦りたくなる感じでした。
今度から、イギリスでおすすめの場所は?と聞かれたらブライトンと答えようと思います。
そして、そして、ロンドンですが、今回West Hampsteadという駅の近くに滞在しました。美味しいお店が多くて良いところですが、今度は、Hampstead駅周辺にホテルを探したいと野望を 抱いています。可愛いお店も多いし、お気に入りの町です。ロンドンでおすすめの場所は?と聞かれたら、ハムステッド!と答えようと思っています。
さあ、今から、買い付け商品の整理をしたいと思います!皆さんにご紹介できる日が楽しみです。また、ブログでもピックアップしたアイテムをご紹介しますね。

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2003年 6/7- 6/11 in England

6/6
今日は、decoupageサンと、なんと4件もマーケット&フェアを、はしごしました。まず、早朝のバーモンジーのマーケットへ。かな り、マーケットが小さくなってしまい、少しさびしかったですが、マーケット内のゴハンが何気に美味しいので(気がするだけかも・・・)満足し、次のちょっ と郊外のフェアへ向かいました。
BR(ブリティッシュレイル)に乗るので、駅のインフォメーションでどの電車に乗ればよいか聞くと15 番線ダヨと言うので、15番線に行き、駅員さんに確認すると、“19番線ダヨ”と・・・19番線に行き、駅員に確認すると“15番線ダヨ”と・・・・。駅 員サンに翻弄されながらも、最終的に17番線にたどり着き、乗客のおじいさんに最終確認。ほんとBRです。信じてはいけませんネ(笑)
郊外の公民館のようなところで、行われているバザーのようなノリのフェアでは、お友達のお土産として、クルクルまわす、カレンダーを、おばあちゃんから買 いました。“あーそれはねぇ、戦争が始まる前に買ったものでねぇ・・・”なんて、しみじみお話されるので、“すごく前のものなのですね。日本で大切に使い ます”と勝手に約束してしまいました。クルクルカレンダー大切にされますように・・・。
それから、ロンドンのセンターへ戻り、Book Fairへ行きました。何十万円もするような本にびっくりうっとりしました。本の奥深さを少し垣間見たような気がしました。最後は、アンティークモールへ。ここで、タイムアップ。
6/7
先日、手に入れたリアスタンのボタン。何度も何度も、しつこくフラットで見まくって、そして、とうとう、先日購入した、ディーラーさんに電話をしてしまい ました。“リアスタンのボタン、やっぱりもっと欲しいのです。持ってきてもらえませんか?”本当に、本当にカワイイ。ちょっと他にはないカワイサです。
6/8
今日は、午前中にアールデコのフェアを見に行った後、ロンドンの市内をカメラでパチパチ撮りました!
6/9
今日は、ヴィンテージの布を、ディーラーさんのお宅で、見せてもらう約束をしていました。ご自宅があると言っていた場所が“ちょっと治安が悪そうだ な・・・”と思うようなところだったのですが、行ってみると、そこだけ(笑)すごーーーく素敵で、びっくりしました。そして、さらにビックリ。1階と2階 に、プラスティックの箱に入った生地類が、背よりも高く積まれていました。
途中で、サンドイッチなどを食べながら、ゆっくーーーり、時間をかけて絞りに絞って最終選考まで選ばれた布たちは、わたしにとっては、どれも可愛くて、気に入ってくださる方がいらっしゃると嬉しいなぁ・・・と思っています。
夜は、再びRenaのウチへ。丁度、ガーデニングをしているところだったので、お手伝いをしました。イギリスの庭って本当に手入れがされていて、きれいで すね。見習いたいと思いながら、草抜きで精一杯な私・・。今度こそがんばりたいです。今日のちょっとだけ衝撃事件は、Renaがジャガイモを洗剤でゴシゴ シ洗っていたこと・・・。皮も食べるから、キレイにしなくっちゃ!って・・・。食べるから、洗剤はやめたほうがいいような気が・・・。
6/10
今日は集荷の日。過ちは二度と繰り返さなくってよ!(笑)(コラム10参照)前日徹夜にならなくて済むように、毎日、地味―――な梱包をしていたのヨ。無事に届くんだよーーーー。とトラックが去っていくのを見送りました。
そして、気づいた方、いらっしゃったでしょうか?なんと、パブ好きな私が、パブに行き忘れていたのです・・・。なんかおかしいと思いましたよ。もぅ、なんてことでしょう・・・。最後の夜、オツカレサマ会をパブで、ささやかにしました。あー満足。
6/11
がらがらの飛行機に乗って、日本へ。本当にがらがらでした。私は、飛行機が本当に苦手で、特に離陸・着陸は、かなり具合が悪くなります。普段は、気絶した ように、眠るのですが(怖すぎて)、今回は、眠れず、ずーーーっとビデオを見ていました。4本の映画を制覇したころ、成田6/12に到着。明日から、イベ ントや、UPに向けてフル回転でガンバリマス!
ロンドン滞在中にお世話になった、Mizuhoサン、Mihoサン、decoupageのakiチャン本当にアリガトウ!
ちなみに、decoupageサンは、素敵なアールデコものやベークライトなど、扱っていらっしゃいます。私もいつもうっとりサイトを眺めています。神戸にお店がありますので、お近くの方はLet’s Go! です。ベークのコトなど、色々教えてもらえるハズです。

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2003年 6/1- 6/5 in England

左:KIOSK
右:ロンドンのマーケット
いつもお世話になっているボタン屋さんとお会いする日。この日がすごく楽しみでした。アップルパイをご馳走になり、たくさんのボタンを見せてもらいまし た。あぁ、なんで、こんなに昔のボタンって素敵なんだろう???本当にどれもこれも、ステキで、目移りしてしまいますが、時間をかけてゆっくりと選びまし た。
ボタン屋さんが、もう今は販売されていないボタン屋の“バイブル”的な本を全てコピーして、私にプレゼントしてくれました。嬉しすぎます・・・。楽しいおしゃべりもできて、充実の1日となりました。本当に楽しかった。
6/2
今日も大きなフェアへ。イギリスの最大のフェア、ニューアークです。今日は朝から、人間の荷物を持てる限界へ挑もう!と張り切っていました。国際免許証を 持っていかなかった自分を恨みましたが、仕方ありません。電車+バスで会場へ向かいます。朝7:00から会場を周り、ココロに響いたもののみを、ひとつず つ買って行きました。
16:00になる前に、持てる限界は訪れてしまいました・・・。あーーークールーマー。車欲しい!!!と切望しま したが、ドラえもんがポケットから出してくれるはずもなく、諦めて、会場内のカフェで、割れ物などを再梱包していると、かなりヨレヨレに見えたのか (笑)、日本のアンティークショップの方が、ドーナツを分けてくださいました。このときのドーナツ美味しかったぁぁぁ。忘れられない味です。でも、限界だ とは感じるものの、素敵なものがいっぱい手に入ると、重くは感じないんですよね。ただ、体積的に限界だと・・・。ドーナツをくださった、お名前も分からな い方!本当にありがとうございました!!!
6/3
今回は自分用に買いたいものがありまして・・・。それは、SMITHS社のア ンティーク腕時計だったんですけどね。ロンドンのアンティークモールに見に行ってみました。SMITHS社の置時計は、CO-でも扱ってきましたが、今回 は、デザインのカワイイものが見つからず、入手できずじまいで、今回は、時計はついてないなぁ・・・と思ったんですけど、一応見に行ってみました。希望し ていた自動巻きのモノ、高くて、結局今回は買えなかったんですけど、大人になったら買おう!と思いました。が、よく考えると、31歳、結構大人でし た・・・。うーーん、次回!
6/4
午前中、Angelのマーケットを覗いた後、ニューアークのフェアから、たびたび会っていた 神戸のDecoupageサンと一緒に、ロンドンのShopのお姉さんオススメのオーガニック料理の食べれるパブへ、昼ごはんを食べに行きました。なんだ か良く分からない、すっぱいモノなどが出てきて、すごく不思議でしたが、よい雰囲気のパブでありました。
6/5
今日は、V&A ミュージアムへ行きました。アールデコ展が開催されていて、見ごたえがありました。デコ展を見た後、衣装のコーナーへ。衣装を見たいのではなくて、衣装に ついているボタンが見たかったのです。それにしても、スゴイ。貴族って何者?ってくらいのゴージャスさです。18世紀の結婚式用の、男性の衣装がありまし た。これをつくるのに、いったい何ヶ月かかるの???というような、美しい刺繍がほどこされた衣装には、ボタンにまで、衣装と同じような刺繍があり、手仕 事のスバラシさを、ジーーーンと感じました。
ボタンを作る技術は、かなり前からあったものの、ボタンホールを作る技術がなかったと聞い ています。ボタンは、昔、男性だけが使うもので、多くの女性がボタンを使用するようになったのは、19世紀に入ってからだそうですが、それ以前にもドレス を飾る装飾品としては使われていたようです。そんな、美しいボタンも、博物館で見ることが出来ました。それにしてもここにある衣装はスゴイです。イギリス 国内には、ボタンの博物館もあるのですが、ロンドンからは、遠く、今回は、行くチャンスがありませんでしたが、いつか行ってみたいです。

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2003年 5/28-5/31 in England

左:大好きなケロッグシリーズ
右:アンティークマーケットのそばの小学校
行ってきましたヨ。イギリス。久しぶりのイギ リスへは、SARSなどの影響で格安になっていたヴァージンで!そして、今回の宿は、OLD STREETと言う駅のそばのフラット(アパート)です。実は、お願いしていた宿泊先に急に泊まれなくなり、慌ててネットのクラシファイドで見た、ロンド ンでフラットメイトを募集していた方にお願いして、2週間だけ、シェアさせていただくことになりました。本当は、長期の方を探していたのに、快く了解して くれて、本当に本当に助かりました。フラットに滞在が決まったのが、出発2日前。さ、出発です。
5/28
ロンドンに到着後、地下鉄でフラットへ向かいました。私の使わせてもらった部屋は、充分な広さ、それから大きなウォークインクローゼットもあり、洗面台もついています。これなら、梱包スペースも充分です。明日から、マーケットめぐりがハジマリマス!
朝ごはんはやっぱりケロッグだよね!と言うワケで、1回分の量に小分けされたケロッグ製品を早速購入。もう、何度も言っているけど、やっぱりLOOPSがお気に入り!
5/29
今日は大きいフェアや蚤の市はやっていない日なので、ロンドンの南の小さなアンティークマーケットを覗いてみることにしました。20店くらいが集まってい て、穏やかな雰囲気でした。ここで、とってもカワイイものを発見!保険会社が使っていた、木製の保険証入れ。スワンの絵が書かれていてとってもカワイイ! 次に向かったのはアンティークボタン屋さん。少しだけ、珍しいものも見つけることが出来ました。夜は、久しぶりにRenaのウチへ行き(コラム*9にも登 場)ごはんをご馳走になりました。そのとき話したメイントピックスは、ユーロ導入。
Rena:「もう、また、ユーロ導入とか言ってるのよぉ。ワケがわかんないわ!だぁ・かぁ・らぁ、イギリスはヨーロッパじゃないっつうのヨ!ヨーロッパはヨーロッパ。イギリスはイギリスでしょぉ!はぁ。フン!」
Nao:「やっぱりイギリスは一応ヨーロッパの一員じゃない?通貨の導入は別としてもさ・・・」
Rena:「は???イギリスはヨーロッパと、関係ないでしょう?」
そうそう、これがイギリス人です。ヨーロッパじゃないんです。“ホリデーでヨーロッパに行くの”なんて良く聞きます。これって、日本人がアジアの一員でありながら、日本とアジアを分けているのとすごく似てますね。
5/30
朝4:30に起きて、6:00の電車でEngland中部で開かれる大きなフェアに行って来ました!こんな早起き、日本じゃ絶対ムリ!だけど、フェアともなれば、パッチリ起きれます。と言うより楽しみで眠れないって言うカンジ。
早朝の駅は、まだ人影がまばらでしたが、早朝の空気は、澄んでいてとてもキモチ良く、車窓からの風景もとてもきれいでした。イギリスは、ロンドンより田舎 が良い!って良く言われますが、本当ですねぇ。本当にキレイ。電車に乗っている人もまばらでしたが、ビシっとスーツを着たビジネスマンが、車内で、PCの キーボードをカチャカチャと打つ音が響いていました。出張でしょうか?ビシっとした、ビジネスマンは、シティー以外では、見たことがないので(笑)少し、 驚きました。
今日は、50-60年代のカーテンやソーイング関係の小物をたくさん見つけることが出来ました。夢中で、見て周っていて、気が付くと、首も、腕も日差しで、真っ赤に日焼けていました。
5/31
今日はロンドン市内をグルグル周りました。*Lea Steinのカワイイボタン、高めだったけど、可愛すぎてたくさん買ってしまいました。素材を何層にも重ねてフェイスカットしてあるのが特徴です。私、このフェイスカットものに弱いんです・・・。
*Lea Stein / フランス人デザイナー 1960年代からセルロイドなどを使ってアクセサリーを制作。コレクターも多く、専門書も出版されています。Amazonでも購入可!要チェックデス。

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2002年 6/14-6/16 in England

6/14
これまた早朝4:30に起きて、マーケットへ。この日はワールドカップ日本戦の日。休憩タイムに小さなカフェのキットカットと同じサイ ズの白黒テレビの前でしばし観戦タイム。それでもまだ、朝の8:30。早起きは3文の得を実体験中。私は靴グッズが好きなので、この日はカワイイ子供用の Shoe treeを購入できたし、先日のフェアで靴磨きグッズを入れておく収納木箱を購入したので、(靴関連はあんまり人気がないのが悲しいのだけど)後はボトル やさんで、靴磨きに関連するボトルを買おうと思い早速ボトル屋さんへ・・・。すると、おばあちゃんが、今日はここにはないけど、グリニッジの私のお店にい くつかあるよ・・・と言う。”今日は、14:00にお店に戻るから、お店きておくれ・・・。”グリニッジか・・・。行くしかない。なぜなら、明日は、日本 にカエル。行くなら今日しかないのだ。
一度、おうちへ戻って、荷物を置いてから、Habitat(コンランショップ系列)などの ショップを楽しんだ後、再びグリニッジへ。グリニッジは以外と行くのに時間がかかるのですが、行くと決めたからには行くしかない!ところが、おばあちゃん たら、ごめんよー売れちゃったみたいで、一個しかなかったよーーーとその一個のボトルを私に手渡す。こんなに何百個もあるボトルの中で、一個ってコトはな いでしょう?って思ったけど、本当に一個しかなかった。大きいかばんの中に、一個だけボトルを入れて、再び電車に乗り込む。乗り換え駅は、ロンドンのビジネス街。丁度時間が17時過ぎだったので、パブにはビジネスマン達が集まり初めてました。
6/15
今晩、私は日本にカエル。水 曜日に行ったマーケット内のアンティーク屋さんに取り置きしてもらった、陶器を引き取りに行ったあと、のんびりと、レナのウチの庭で紅茶を飲んだり、最後 のおしゃべりをしたりする。レナは、70才をとうに過ぎているけど、感覚が全然おばあちゃんぽくないし、モノの使い方がかわいいなあといつも関心してしま います。掃除道具の入ったアンティークのバスケットを腕に下げて、キッチンの床に、洗剤をシュシュっとかけてる姿を見ると、真似したくなる・・・。本人に そう言ったら大笑いしてたけど・・。レナからは、イギリスの話を色々聞かせてもらって楽しかったので、後日また、レナの話をアップしたいと思います。
終わり
HabitatのURL  かなりお洒落です。(English Only)
http://www.habitat.net/

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2002年 6/11~6/13 in England

6/11
再びフェアへ。イギリスへ着いてから、合計何時間眠ったかなぁ・・・。なんかずっと起きてるよ。それにしても広い広すぎる・・・。で も、アンティークを見て回っている間は、本当に元気!自分でも怖いくらいです。気がついたら、スゴイ荷物になってしまい、ロンドンへカエルのが不安になっ てきました。なんとか、荷物をそれぞれのカートに積み上げて、電車のはじっこについている荷物置き場のすべてを占領して、夜遅くにロンドンへ帰ってきま した。
King’s Crossの駅に着くころには、疲れもピークに・・・。駅前のB&Bに即チェックイン。(何故だか、そのB&Bのベットカバーは中華風なのが気に なりました) よせばいいのに、我慢できず、もう一度、今回買ったものを全部取り出して、TOMO-ZOと一個一個眺めて、コレのこの部分が良いねとか、でも、こっちココもなかなかカワイイではないか、などと話して今夜も眠れないのでした。
6/12
B&Bをチェックアウトする前に、 Angelのカムデンパッセージへ。明日は、頼んでおいた荷物の集荷もあるので、段ボールなども買って、すべての荷物と一緒にリナのおうちへひきあげまし た。荷物の多さにさすがにレナも絶句・・・。ごめんね、明日には集荷があるからさ・・・。
TOMO-ZOとは、今日で解散なので、ラン チに、イタリアンを食べに再びANGEL駅周辺へ行きました。フルボトルのワインを頼んで最後になってしまったけど、TOMO-ZOのMBA取得のお祝い をしました。昼間っからかなりの酔っ払いになちゃった。でも、昼に飲むお酒は最高です。本当に幸せ。幸せ気分で、CO-へのお土産を買いにスーパーへ。 スーパーってなんでこんなに楽しいんだろう。こそこそ店内の写真を撮る。いよいよ、梱包タイムへ。ワインも効いてるし、睡眠不足もたたって、右手にガム テープ、左手に雑貨をもったまま、気がついたら、眠っていたりして・・・。あー明日の朝には集荷が来てしまう。がんばれ私!
6/13
なんとか、梱包も終わって、後は、リストを書くのみとなったところで、キッチンへ降りていくと、朝の4時だと言うのに全員集合している・・・。レナは、一 晩中、部屋の模様替えをしたくなって、壁にペンキを塗っていたと言うし、韓国の女の子は、ショーの為のデザインを書いていたと言う・・・私は、梱 包・・・。夜中にそれぞれの部屋でなにやってるんだろうねーと笑い、紅茶を飲んで、またそれぞれの作業へ・・・。
さあもう少し、9: 00の集荷が終わったら、ゆっくりお風呂に入って、お昼寝をしよう!そしてやってしまいました。全員が眠ってしまいました。ドアのノックすら誰も聞こえな かった・・・。ドライバーさんが電話をかけてきて、中にいるなら開けて下さい。何してるんですか?って言うまで・・・。それは、11:30の出来事でし た。夜、のんびりと、テレビを見ながら、プーーーッとタバコを吸いながら、ワインを飲んでいると、前述の韓国の女の子がショー用の作品を試着してみてくれ と言うので、着る着る!と言って、早速試着。普段、着ないような、カッコイイお洋服を試着させてもらって、少し興奮しました。楽しかった。

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2002年 6/8~6/10 in England

6/8
朝早い大韓航空で、イギリスへ。大韓航空は、持ち込む荷物の重量が他社より厳しくない&安い!なのに食事は大好きなビビンパなのです。トランジットで降り立ったソウルの新国際空港はキレイでびっくり!無料で、ネットも見れるし、喫煙所もキレイ!前までは、真っ白な煙の中に閉じこめられた部屋が喫煙室でした。
夕刻、ヒースローに降り立ち、チューブ(地下鉄のコト)に乗って、泊めていただくレナのおうちへ・・・。さすがに、成田を出てから、15時間。もうへとへとです。レナのおウチはいわゆる下宿屋さん。私の他に、stマーティンの大学院に通う韓国人の女の子が滞在しています。フラットに泥棒が入って、しばらく住めないので、ここに居るの….とのコト。ロンドンでは、何度かそう言った話を聞いたことがあるけど、本当にヒドイですよね。気の毒です。
レナのアンティークコレクションを見せてもらって、話し込んでいると、すっかり 深夜に・・・。楽しくって、あっという間に時間が過ぎていきます。
6/9
朝一番で、グリニッジのマーケットへ。グリニッジはお気に入りの街の一つ。ロンドンに行くと必ず立ち寄ります。欲しかったものを何点か発見して1人で喜んでいると、偶然に中学の同級生に遭遇。彼は、みんなもきっと大好きであろうアパレル会社のバイヤーさんをしていて、ロンドン駐在だと言うので、少しだけ情報などもいただきました。それにしても、世界は小さいねぇ。前にも、ハワイのスーパーで高校の同級生と再会したり、ドイツのベルリンでばったり友達に出くわしたりしたことがあります。近所じゃ誰にも会わなかったりするのになぁ。
お昼にTOMO-ZOとヴィクトリア駅で合流して、とりあえずパブでサイダー(シードルみたいなモノ)を注文。やっぱりイギリス来たら飲まなくちゃね!明日は、巨大フェア。どうせなら、ロンドンじゃないところに泊まろうと言うコトになり、TOMO-ZOが昔住んでいた、Nottighamへ行くことにしました。Nottinghamはロンドンから電車で約2時間。早くも大移動です。パブの2階のB&Bに決めたのでビール の心配も不要ですわ。
6/10
今日もまた早起きして、フェアへ。農場に何千店もが出店していて、スゴイ・・・。こんなに大きいフェアは初めてなので、気合いが入ります。まずは、フェア会場の中のサンドイッチ屋でホッサンドと暖かい紅茶を飲んでからね・・・。早朝から、夕方まで、時折ふってくる雨にもめげず、段々重くなる荷物をひっぱり、大収穫でB&Bへ戻ったのは、20:00頃。やっと近所の中華屋でまともな食事。私の定番のBlack bean souce + Chikenを注文。中華屋なのに、スープにパンがついてくる。コレハ要らない・・・。
明日は、特に予定もないので、2日目のフェアにも行くことに決定!明日は、ジャンクものを見てまわろう!と思うと楽しくなって、元気が出てくるものの、パッキングや仕入れのリスト作成やら、やらねばならないことがまだまだ山積みです。それにしても、なんでアンティークフェアって、こんなに朝早いのだろう?日本も骨董市は日の出から・・・とかだよね。